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2024年05月30日(木) 施設イベント

境町アートプロジェクト企画展「印で遊ぶ 粛粲寳と遊印の魅力」開催について

【流れる筆と打たれる印】
 「孤高の画家」と称された粛粲寶(1902~1994)は、独特の文人画長の作風を構築し、高い人気を博した新潟出身の画家です。
 多くの日本画作品には、作者が誰なのかを示す“落款(らっかん)”と呼ばれる姓名や雅号が刻まれたはんこの跡が見られますが、粛粲寶の作品を見ていくと落款ではない様々な文字が書かれたはんこの跡が見られます。
 これは“遊印(ゆういん)”と呼ばれるもので、落款のような署名としてではなく、作品を装飾することを目的として使われるはんこです。
 今回の展覧会では、粛粲寶がかつて作品制作に使用していた遊印とそれらが押印された作品を展示します。絵だけからでは見えてこない、はんこを通して見えてくる画家の思いに迫ってみましょう。

詳細は境町役場HPをご覧ください