メニュー

茨城県境町産のおいしいお米と米づくり案内


美味しいお米ができるヒミツは「土」

茨城県境町のお米

 境町は一級河川利根川の沿岸に位置し、これまで幾度となく水害にも見舞われてきました。しかしながら、河川の沿岸にあるという立地から得られる恩恵も非常に多く、その一つが「農業に適した土壌」です。境町のある利根川沿岸の猿島台地は旧来から農耕に適した土壌が備わっていたことに加え、大正時代から昭和時代にかけて、多くの土地改良工事が行われました。これにより農業用水の管理がしっかりと行き届いており、稲にとって最適なタイミングで必要な量の水を汲み入れることができ、美味しいお米を育てることができるのです。


境町の米作りにおける水害対策

境町は利根川沿岸に位置することから、昔から豪雨や台風の際は度々洪水に見舞われ、特に農業は大きな被害が生じていました。大正時代から昭和時代かけて土地改良が本格化し、町内にある4の土地改良区では、川から農業用水を汲み上げる揚水機場、川へ水を排出する排水機場の建設や区画整理、用水路・排水路の整備などが行われました。これにより境町の農地は干ばつの被害から免れ、水害にも強くなり、より安定的に農業が営めるようになりました。


土地改良区とは

土地改良区は、農業水利施設(ダム、水路など)の建設、管理農地の整備など土地改良事業を実施することを目的として土地改良法に基づいて設立される農業者の組織です。土地改良区は土地改良事業の中核的な実施主体として位置付けられています。境町には長井戸沼土地改良区、境東部土地改良区、西総土地改良区、一ノ谷沼土地改良区の4つの土地改良区があります。なかでも長井土沼土地改良区と一ノ谷沼土地改良区は、古くから沼地だった広大な土地を長い年月をかけて干拓し、水田地帯にしたもので先人たちの苦労がうかがえます。


境町の土壌

雄大な利根川を臨む境町の土壌は、大まかに細粒質還元型グライ低地土に分類されます。細粒質還元型グライ低地土は、主に河川周辺に分布しており、河川氾濫により堆積した土砂等が主な母材です。度重なる河川氾濫による堆積物の重積により、土壌母材は常に新しい状態が保たれ、土壌養分が豊富であることが多く、一般的には肥沃な土壌として知られています。このことから、境町の土壌や環境(入水・排水など)は、稲作に向く土地と言われています。

美味しい米づくりに適した砂目の土地

利根川は古くから洪水や氾濫を繰り返しており、利根川沿岸の地域は幾度となく水害に見舞われてきました。その反面、その度に大量の土砂が流れ込んだことで、砂目で良質な土地が築かれました。また、土地改良工事の際は利根川の川底の土砂を農地に入れる「客土」と言われる工事も行われました。砂目の土地の傾向として、多作であることや、食味に影響がある、たんぱく質の増加に影響のある窒素成分を必要以上に吸わないことがあげられます。このことより、一般的に砂目の土地では、おいしいお米が出来ると言われています。

境町産のお米の販売先

直売コーナーの米:茨城県境町道の駅さかい

ふるさと納税でも大人気の境町産のお米を、道の駅さかいで購入することができます。売り場には生産者さんが思いを込めて育て、収穫し、精米・袋詰めしたお米が並んでいます。お米は精米のみならず、電子レンジで温めればすぐに食べられるパックライスにした商品もご用意しています。お米の旨味と甘みを損なわない「低温製法」で精米した、境町産コシヒカリを100%使用し精米直後の一番おいしい状態で炊飯しています。また、道の駅さかい併設の店舗「さかいキッチン」ではお弁当に境町産のお米が使われており大変好評です。

■道の駅さかい

営業時間:09:00-18:00

電話番号:0280-87-5011

住所:〒306-0433 茨城県猿島郡境町1341-1

定休日:10月第1月曜日・2月第2月曜日・火曜日・12/311/1

■さかいキッチンDELICA

営業時間:11:00-16:00

電話番号:11:00-16:00

住所:茨城県猿島郡境町1341-1 茶蔵1

定休日:10月第1月曜日・2月第2月曜日・火曜日・12/311/1


境町の米作り農家さん紹介


米生産者の株式会社クローバー・ファーム

株式会社クローバー・ファームの高橋大希さん

代表:高橋大希さん

東京都墨田区生まれ、元保育士。結婚を機に境町でお米作りを始めました。現在はお米の他にも大豆やパン用小麦「ゆめかおり」も育てています。

販売先:
・ネットショップ fermier-honnete.shop-pro.jp
Café & Dining GOODDAY店頭
道の駅さかい

株式会社クローバーファーム

所在地:〒306-0407 茨城県猿島郡境町大字稲尾705番地1