さしま茶には、黒船が来航し混乱の最中の江戸時代末期に、国内で初となるお茶の輸出に成功したという歴史があります。
1853(嘉永6)年、ペリーが浦賀に来航、幕府に開港と交易の開始を強く迫ります。地元の豪農・中山元成は、「さしま茶」の国内各地への販売を関宿藩より託されていましたが、ペリー来航を機に、海外市場に注目したのです。そして1859(安政6)年、日米修好通商条約発効と同時に、全国の茶名産地に先駆けて「さしま茶」のアメリカ輸出に成功させます。
こうして、さしま茶は海を渡った初の日本茶として名声を博し、明治期に至る日本国内茶産業隆盛の礎を築きました。
さしま茶協会では、さしま茶の全国的・世界的な普及を目指し、PR活動やブランド価値向上のための活動を行っています。具体的な活動としては、お茶の知識やいれ方などで競う「T-1グランプリ」の開催や、地元小学校でのお茶の歴史、お茶づくり等の出前授業を行っています。 詳細な活動等の情報についてはさしま茶協会のホームページをご覧ください。
境町内にはさしま茶協会会員の店舗が12件あります。境町はもちろん古河市や坂東市を含めたさしま茶の生産地域である茨城県西部全体では、29件にのぼります。
下記は境町内のさしま茶協会会員の店舗リストになります。
さしま茶は各店舗でも購入可能ですので、ぜひお近くにお越しの際はお立ち寄りください。
所在地:茨城県猿島郡境町山崎871
代表者:宮田保
代表番号:0280-87-0594
FAX:0280-87-0594
定休日:年中無休
営業時間:8:00~19:00
所在地:茨城県猿島郡境町1144
代表者:野口富太郎
代表番号:0280-87-0128
FAX:0280-86-7700
定休日:元旦のみ
営業時間:9:00~19:00
HP:https://www.greentea.co.jp/
所在地:茨城県猿島郡境町下小橋381-2
代表者:野口晃由
代表番号:0280-87-0247
FAX:0280-87-0247
定休日:年中無休
営業時間:8:00~18:30
所在地:茨城県猿島郡境町百戸1
代表者:長野元明
代表番号:0280-87-8015
FAX:0280-86-7028
定休日:年中無休
営業時間:9:00~17:00
HP:https://www.naganoen.com/
所在地:茨城県猿島郡境町山崎2069-1
代表者:中島貞夫
代表番号: 0280-87-2265
FAX: 0280-87-2265
定休日:年中無休
所在地:茨城県猿島郡境町染谷626-1
代表者:斉藤正和
代表番号:0280-86-5606
FAX:0280-86-5606
定休日:年中無休
営業時間:8:00~19:00
HP:https://saito-seicha.com/
所在地:茨城県猿島郡境町染谷735
代表者:斉藤茂
代表番号: 0280-86-5520
FAX:0280-86-5520
定休日:年中無休
営業時間:8:00~19:00
HP:https://peraichi.com/landing_pages/view/yamayaen/
所在地:茨城県猿島郡境町山崎567-5
代表者:木村昇
代表番号:0280-87-1249
FAX:0280-87-1249
定休日:年中無休
営業時間:9:00~18:00
HP:https://www.kimuraseicha-kohjyo.com/
所在地:茨城県猿島郡境町大歩256
代表者:石山嘉之
代表番号:0280-87-3900
FAX:0280-86-7733
定休日:年中無休
営業時間:8:00~20:00
HP:https://ishiyamacha.thebase.in/
所在地:茨城県猿島郡境町蛇池521
代表者:飯田耕平
代表番号:0280-87-1547
FAX:0280-87-1949
定休日:年中無休
営業時間:9:00~18:00
HP:https://www.iidaen.com/
所在地:茨城県猿島郡境町山崎69
代表者:野村和包
代表番号:0120-66-7177
FAX:0280-87-7352
定休日:年中無休
営業時間:9:00~18:00
所在地:茨城県猿島郡境町猿山147
代表者:野口公輝
代表番号:0280-87-0523
FAX:0280-87-5557
定休日:年中無休
営業時間:8:00~19:00
HP:http://noguchi-en.net/
さしま茶は、境町の特産品で多くのお茶屋さんがあります。さしま茶は境町だけではなく、かつての下総国であった茨城県西部、利根川流域の猿島台地であった古河市、坂東市、常総市、八千代町の3市1町でも生産されています。利根川を使った物流の要衝の地に生まれた銘茶として、その多くが江戸に運ばれ、「さしま茶」は下総国の名産として、多くの人々に親しまれました。
利根川流域の肥沃な土壌と、冬の寒さによって茶葉に厚みが出るため、製茶すると濃厚な味と香りが立ち昇り、コクのあるのが特徴です。現在は深蒸し製法が主流となり、個々の生産者が自園・自製・自販の茶業経営を展開しています。