契約農家から仕入れたさつま芋は、土がついた状態ですので水で洗い流して奇麗にします。高圧洗浄機を使い大量の紅はるかを一気に洗います。
洗い終わったさつま芋は大きさを大中小に選別し、蒸しの温度に耐えられる耐熱コンテナと呼ばれるカゴにサイズ別に並べます。時期により異なりますがおおよそ90分~120分ほど専用の蒸し庫で蒸します。
蒸し上がったらさつま芋の皮を剥きます。蒸したてのさつま芋はかなり柔らかくちょっとした力で折れてしまうほど。折ってしまわないよう注意を払いながら皮が残らないよう丁寧に剥きます。
剥き終わったさつま芋は専用の器具にて板状にスライスします。スライスしたさつま芋はスダレと呼ばれる畳ほどのサイズのトレイになるべく隙間が無いように並べます。
その後おおよそ48時間、乾燥庫の中で乾燥させることで美味しい干し芋が完成します
以下の写真をクリックすると、各工程の動画をご覧いただけます。
動画ですと実際に干し芋がどのように作られているのかが大変わかりやすいので、ぜひご覧ください。
以下の写真をクリックするとVR動画をご覧いただけます。写真をクリック後、再生ボタンを押すとVR動画を動画が始まります。
また表示されている画面をクリックしたままマウスを動かすと、360°全方位をごらんいただけます。
芋の皮むき
蒸した芋の皮むき作業の様子をご覧いただけます。
S-Labは干し芋の製造所となっており販売は行っておりません。
購入ご希望の際は、道の駅さかいもしくは道の駅さかいの通販サイトにて取り扱っております。
また境町のふるさと納税返礼品としてもご用意がございますので、こちらもご検討ください。
なお時期により取り扱いが終了している可能性がありますので、予めご了承ください。
道の駅さかいページへ https://www.sakaimachi.jp/ibarakiken-sakaimachi-michinoeki-sakai.html
道の駅さかい通販サイトへ https://shopping.sakaimachi.co.jp/product/detail/232/https://shopping.sakaimachi.co.jp/
ふるさとチョイス境町のページへ https://www.furusato-tax.jp/city/product/08546
茨城県はさつま芋の一大生産地でもありますが、干し芋の生産量では日本一です。境町では世界的建築家 隈研吾氏が設計を手掛けた特産品研究施設「S-Lab」で干し芋を製造しています。干し芋の原料となる、さつま芋は境町内・茨城県内の厳選した契約農家から仕入れた「紅はるか」を100%使用しています。
紅はるかは、とても糖度が高く、その触感はしっとりとしており、まるでスイーツのような甘みが特徴です。じっくりと蒸した紅はるかを丁寧に皮剥きし、ゆっくり乾燥させることで、干しいもは綺麗な黄色に仕上がります。味、食感、見た目ともに一昔前の干しいもとは一線を画すレベルになっています。
*画像をクリックすると、360°VRツアーをご覧いただけます。